債務整理は退職金の金額や受け取りに影響するのか?

債務整理を考えている人の中には、仕事への影響を気にする人が多いようです。中には、退職金をまともにもらうことができるのだろうか?と心配になる人もいます。差し押さえられるとなる退職金をもらう楽しみもなくなるでしょう。それは、債務整理の方法によって 異なってくるようです。債務整理の中の「任意整理」であれば、裁判所を介した手続きとなりますから、退職金に影響があるかどうかというのは気にする必要はないでしょう。債務整理の中の「自己破産」であれば、裁判所によっても異なりますが、やはり債務者側に返済する必要もありますから、退職金としてもらえると思われる見込み額の約4分の1から8分の1程度の退職金は返済に充てるように指示が出されることは仕方ないでしょう。これは、会社が自己破産を知って、差し引くという事を行うというものではなく、あくまでも自分が会社から支払われる見込みとなる退職金の額に応じて自分で債務者側に支払うという事になります。なぜなら、退職金も財産とみなされるからです。多少のリスクがなければ、全ての人が借金をして自己破産でチャラにしてしまおうとしますから、これは仕方のない処置だと考えましょう。ただ、自己破産しているわけですから、退職金としてもらえる金額を持っているわけではありません。勿論、お金をあらかじめ用意するのは難しいと思います。その為に猶予期間というものも用意されています。また、家族などからいったん借りて支払うという事もできるようです。債務整理の中の「個人再生」であれば、自分の財産として退職金の4分の1から8分の1は取得できますが、自己破産とは異なり財産の処分がないぶん清算価値保障という原則が設けられているので、最低返済額に関しては影響を及ぼすこともあります。その方法についても裁判所によって異なるようなので、あらかじめその部分も債務整理をする際に確認しておくと安心ではないでしょうか?